実はワキガの臭いは、都会であればあるほど臭いがきついとされています。
では、なぜ都会と田舎では同じ体臭でも臭いがきつくなってしまうのでしょうか。
その答えは、空気の質です。空気が都会よりも田舎の方が綺麗なのは想像がつくと思います。また、田舎に比べて都会は車の往来が多いことから、都会であればあるほど大気中の二酸化炭素の濃度も高い傾向があります。
二酸化炭素を吸い込むと、体内の酵素の働きによって、血液のペーハー値がアルカリ性に傾きます。もちろん汗も、アルカリ性に傾きます。
人の肌は普通、雑菌の繁殖を抑えるために、弱酸性に保たれています。しかし、肌がアルカリ性に傾くと、殺菌力が低下します。汗をかいたとき、雑菌が繁殖しやすくなるため、臭いやすくなるのです。
都会に住み始めたことで、田舎の人間の体臭が酷くなったということはよく聞きますが、それは自分の血液の質が変化したということに外ならないのです。
こうした汗や体調の変化は気づかないところで発生して、その人を知らないうちにワキガ体質にしている可能性があります。
注意したいのは新生活で都会に馴染んできたころ
こういった問題が起こるようになると、本人は知らないうちに非常に厄介な臭いの問題でも気づかないようになってしまっています。
対策としては、都会であればあるほど、臭いの原因になる油類の摂取は控えるようにすること、また、臭いの原因になる雑菌の繁殖に注意をするといったケアが肝心になってきます。臭いの原因になる菌を取り除くといったケアが一番大切になってくるのです。
こうした、臭いの問題は、菌をやっつける食生活を改善するといったことだけでも治すことが可能です。