ワキガの人が、コーヒーを飲むのは良くない。ということを聞いたことがありますか?
なぜワキガの人は避けるべきと言われているのでしょうか。
それはコーヒーに含まれているカフェインが関係しています。カフェインと言うと眠い時に摂取すると目が覚めることが有名ですが、それがどうしてワキガと関係があるのでしょうか。
なぜコーヒーを飲むとワキガに良くないのか?
カフェインを摂取すると交感神経が刺激され、体や脳など細胞の動きが活発になります。
これによりワキガの原因でもあるアポクリン腺も刺激され、ワキガ臭を誘発してしまうのです。また、カフェインはコーヒー以外に緑茶にも含まれています。
さらに、コーヒーの発汗作用によって脇汗の量が増えることにあります。
脇汗の量が増えれば、それだけ汗臭さは増加しますし、もしアポクリン汗腺を持っている人だったらアポクリン汗腺から出される汗の量が増えます。
もともと人の皮膚には細菌が多く存在しているため、皮膚の常在菌のエサとなる汗の量が増えれば自然とニオイも増えるということになります。
あくまでコーヒーはワキガの臭いや体臭を強めるだけで、コーヒーを飲んだからと言ってワキガになるわけではありません。元々ワキガでない人はアポクリン腺自体が少ないので、いくら汗腺が活発になっても汗臭くなるだけでワキガ臭はしません。