ワキガの臭いの元、アポクリン線とは?

アポクリン腺:腋窩・肛門周囲・外耳道・まぶた・乳暈にゆううんなど,体の特定の部位にある汗腺。性ホルモンの影響を強く受け,思春期に活動が始まる。分泌物には固有の臭気があり,これが体臭となる。大辞林 第三版

アポクリン線の役割は体温の調節ではなく、体臭の原因となる臭いのある物質を作り出すことです。

アポクリン腺は誰にでも存在します。皮膚の裏側に並んでいます。誰にでもあるのにも関わらず、ワキガ体質の人とそうでない人がいるのはなぜでしょうか?それは、その数と大きさに違いがあるためです。

においの強い人は一般的にアポクリン腺の数が多く、ひとつひとつの粒も大きい傾向がみられます。数は生まれながら決まっており、大きさは男女ともに思春期(第二次性徴)を迎える頃に大きくなり、老年になると小さくなると言います。

アポクリン腺から出る汗は粘り気があります。タンパク質や脂質、糖質、鉄分などを含みます。このようにアポクリン腺から出る汗には栄養が多く塩分を含みません。そのため、皮膚の常在菌が繁殖しやすくその発酵臭が独特なワキガ臭となるのです。