ワキガ手術のリスク

ワキガの治療=手術しか無い、なんて思ってませんか?保険診療・自由診療共にワキガの治療として手術が行われていましたが、現在はボツリヌストキシン注射や電気凝固法など、リスクなく行える治療が主流です。しかし、今でもワキガの手術を行っている病院は多く存在します。ワキガ手術のリスクとは?専門医がおすすめしない理由とは何なのか?ここで解説していきましょう。

1.傷痕が残る

手術方法にもよりますが、ほとんどがメスを入れ皮膚を剥がして行うため、少なからず傷は残ります。特に効果を出そう大きく切開したり長時間剥離することによって傷痕は更に大きく残りやすくなります。特に女性は、傷痕が残るのは絶対に嫌ですよね。

2.効果がない

手術を行っても全く効果を感じない、という方も結構いるようです。そのため、担当医が下手だったのか?別の手術方法なら効果はあるのか?と、2度、3度手術を受ける方も少なくありません。手術ではアポクリン腺の取り残しや傷を残さないように広範囲に出来ないといった理由もあるそうです。

3.すぐに日常生活が送れない

大掛かりな手術になると入院して行うこともあります。そうすると仕事や学校を休まなくてはいけなくなりますよね。また、入院はしなくても手術後固定を余儀なくされることも多いです。そうなるとやはり日常生活への影響はかなり大きいですよね。

 

主に上記の3つを挙げましたが、他にも麻酔の身体への負担や手術後の痛みなど、ワキガ手術のリスクはとても多いようです。今ワキガで悩んでいて手術という選択肢しかないという方も、手術を受けてから後悔しても遅いのです。もう一度考えてみるきっかけにしてください。