臭いの元はどこ?ワキガの臭いが出る場所を知っておこう

人間は汗をかきますが、この汗が出る穴を汗腺といいます。この汗腺には種類があります。
アポクリン汗腺、エクリン汗腺、皮脂腺の3種類です。

ワキガの臭いは、アポクリン汗腺から出る汗が原因だとされています。

アポクリン汗に入る脂肪や尿素、アンモニアなどの根源が皮脂腺から出る脂肪酸と交ざり合い、皮膚にある常在菌により分離されることでニオイが生じるのです。

エクリン汗腺は誰もが全身に分布し、汗自体にニオイはなく、体温調節の機能をしています。それに対しアポクリン腺の量は個人差があり、かつ皮膚の限られた場所に集中して分布しているのです。

アポクリン腺のある場所

  • ワキの下
  • 陰部(性器周辺)
  • 乳首(乳輪)
  • 肛門
  • 耳の中

個人差があるのですが、この5つの部位にアポクリン汗腺が集中していることから、ワキガと同じようなニオイを放つケースが多いです。

ワキならワキ、陰部なら陰部と、どれか一か所でワキガのニオイが強化されるかもしれませんが、混合して生じる傾向も強いです。

 

アポクリン腺が存在しているということが条件ですが、
肛門のニオイが気になるなら肛門ワキガ
乳輪のニオイが気になるなら乳輪ワキガ
耳のニオイが気になるなら耳ワキガということになりますね。