どうしてワキガに気付かない人がいるの?

ワキガはニオイを出しますし、一番近くにいる自分がわからないはず無いと思われてしまいますが、自分がワキガかどうか気付かない人も実際にいるのです。
例えば、家にはそれぞれ“その家独特のニオイ”ってありますよね。

友達の家に遊びに行ったり、親戚の家に行ったり。場合によっては家庭だけではなく、職場であったりすることもあります。
いい臭いであるとか変な臭いであるとかは別として、自分の家の臭いはどんな臭いがしているのか分からないと思いませんか?

嗅覚の疲労とは?

1週間くらい家を空けていて、久しぶりに家に帰ってきた時に「 自分の家ってこんな臭いがするんだ 」ということを経験したことがある人も大勢いるのではないでしょうか? これが嗅覚の疲労と呼ばれるものです。

他にも、洗剤を新しくしたときは香りを強く感じることがあると思いますが、これも嗅覚の疲労のひとつです。

嗅覚の疲労とは、同じニオイを嗅ぎ続けることでニオイに慣れてしまい、ニオイとして感じられなくなることです。

部屋に染み付いたタバコ臭さやペット臭さを住んでいる本人が感じられなくないのも嗅覚の疲労のためです。

 

この原理と同じように、ワキガ体質であっても普段からその臭いに慣れてしまっているせいで 本当に自分の臭いに気が付かない人がいるのです。
小さい頃から何十年間もずっとワキガ臭に慣れてしまっているので、当然そのニオイが自分のニオイであるだけで、違和感を感じることもないだろうし、むしろ気が付かないのは当たり前なのかもしれません。