ワキガの治療法にはいくつかりますので、安い、簡単といった言葉に騙されずにご自身でしっかりと検討してのワキガ治療を受けることをおすすめいたします。
最近ビューホットによるワキガ、多汗症治療を受けられて治療効果が無い、痕が目立つように残ってしまったケースが起こっているようです。
ビューホットは針を皮膚へランダム(非選択制)に刺して高周波による熱を真皮及び、皮下に与え汗腺を破壊するという理論で韓国で開発されたものです。
しかし、大きな欠点があります。
まず、1回で治療効果を出そうとするあまり皮膚へのダメージが予想より大きく出て熱傷を部分的に起こし、正常な皮膚にまでダメージを与える非選択的治療です。ピンポイントで確実に汗腺を破壊するEL法と比較するとその効果は少なくなります。
EL法は、毛穴の1本1本確実に処理を行うため正常な皮膚へのダメージは極めて少なく、ビューホットのように熱傷痕が残るようなことはありません。
ビューホットによるワキガ・多汗症治療は、長期予後も未だ確定せず、術者によって効果にも差が大きく、施設によっては看護師が流れ作業的に行っているケースも有るようです。
ビューホット治療を受けて効果がなかった患者様もビューホットによる熱傷痕、色素沈着などが残った方もEL法では確実な効果で満足されていますので是非、ご相談いただけましたら幸いです。
ビューホット(View HOT) | |
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時間 | 20-30分 |
痛み | 表皮熱傷が起こると強い痛みが術後持続 |
傷跡 | 熱傷の点状の赤み、色素沈着、瘢痕が広範囲に残る可能性がある(トラブルも少なくない) |
通院 | 1回での長期予後が未だ確定していないため不定。複数回治療の必要も |
日常生活の制限 | ほとんど無い |
入浴 | 早期の入浴可能 |
効果 | 長期予後が未だ不確定。アポクリン腺破壊が不十分で臭いに対する有効性が低い |
効果の発現 | 比較的早期に出現 |
安全性 | 表皮熱傷のリスク、色素沈着のトラブルも |
対象 | 子供への長期有効性は未だ、不確定 |
治療メリット | 女性の場合、脱毛効果は期待できない |