日本のワキガ人口はどれくらい?

日本人はワキガ体質の割合が少ないと言われていますが、その数は年々増加傾向にあると言われています。人口比率でいうと、およそ10~15%程度です。

つまり、10人に1人以上ワキガ体質だと言われているのですね。

 

ちなみに世界に目を向ければ、また違った印象になると思います。

一般的にワキガ体質の多い国は欧米諸国の人だと言われていて、およそ80~90%です。

つまり、10人に8~9人はワキガ体質だと言われています。

諸説ありますが、中国や韓国人は3~5%、アフリカ系に至っては100%と言われています。

ただし、ここで間違えてはいけないのは、ワキガ体質だからといっても、ワキガが表に現れているわけではなく、あくまでワキガになりやすい体質の人というように考えてください。

 

日本人はもともとワキガ体質の人は少なくて、それは現在でもそれほど大きな変化はないと考えられています。

では、なぜワキガに悩む人が増えてきたのかという食の欧米化が原因のひとつと言われています。

普段の食生活が野菜や魚が中心だったのに対し、近年では肉や油物へ変化していくことで、ワキガの原因でもあるアポクリン腺を刺激し、ワキガ体質を強くしていることから、ワキガに悩む日本人の割合が増えていると考えられます。

他にも、日常生活の中でのストレスやホルモンバランスの異常などもワキガの割合が増えた原因とみられています。