制汗剤による色素沈着ってあるの?

最近では、女性だけでなく男性も汗の臭いや、脇の下の臭いを気にするようになってきています。
デオドラントスプレーや、デオドラントシートを季節に左右されることなく、継続使用している人も増加していると言われています。
ワキガは、脇の下にたくさんあるアポクリン汗腺が原因によるものになり、通常の汗とは異なり脂質や糖質、タンパク質、アンモニアなどの物質を含んでいて、これらの物質を皮膚上で細菌が分解する時に発する臭いがワキガなのです。

使用する制汗剤によって、色素沈着になってしまうことをご存知でしたか?

① 制汗剤は脇の毛穴に汚れが詰まって黒ずみを助長させる

制汗剤や制汗スプレーに入っている、肌のべたつきを押さえる微小なパウダー状の粒子が脇の毛穴に詰まり汚れとなって堆積します。元々皮脂や油が溜まりやすい箇所に制汗剤を吹き付ける事でより汚れが溜まり黒ずみを助長させます。

② 制汗スプレーは脇の角質のターンオーバーの周期を乱す

また制汗剤や制汗スプレーは毛穴をフタしてしまうので、肌の汚れが排出されず肌のターンオーバーの周期を著しく乱します。肌の生まれ変わりのサイクルが乱れるので、肌深部に堆積したメラニンも排出されずに残るので黒ずみはどんどん進行していきます。

③ 制汗剤に含まれる成分は脇の肌に強いダメージを与える

制汗剤には酸化アルミニウムや銀などの金属塩が含まれて居ます。これは脇の肌に著しいダメージを与えるので、その結果そのダメージを修復するためにメラニン色素が放出され脇の黒ずみを進行させます。夏などは汗や臭いが気になって何度も制汗スプレーを使う方がいますが注意です。