スーツ、ドレス、コートなどをクリーニングに出しても、ワキガの臭いが取れないというケースがあります。このようなケースは、ドライクリーニングを利用していることが多いようです。
ドライクリーニングは、型崩れさせずに服を洗えるのがメリットであるため、ドレス・スーツなどに利用されるクリーニング方法です。
ところが、このドライクリーニングは、口紅・オイルの汚れ・排気ガスなどの油汚れには強いものの、汗の汚れや臭い・食べ物の汚れなどの水汚れなど、いわゆる水汚れには弱いというデメリットがあります。
そのため、スーツなどをドライクリーニングに出しても、汗の汚れが落ちにくいため、ワキガの臭いも落ちにくくなってしまいます。
そこで、ワキガの臭いを服からとりたい場合には、クリーニングに出す時に“汗抜き”サービスを利用することがオススメです。
言いにくいかもしれませんが、「汗の臭いが強めについている」ということを言って、クリーニング店に相談してみてください。
もしも、スーツだからドライクリーニングを勧められても、“汗抜き”のサービスがないか確かめるか、もしくは水洗いできないか確認してみましょう。
自宅で出来る洗濯方法
軽度の臭いならセスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダは、お掃除などにも使われることが多いです。
ワキガの臭いが軽度であれば、セスキ炭酸ソーダを洗濯機の中に入れるだけでも、消臭効果が出ます。
体にも優しい成分なので、すすぎ時間を長くする必要などもなく、とても使いやすいです。
スプレーの中に水とセスキ炭酸ソーダを入れて、臭う部分にスプレーをする方法もあります。
それでも気になる場合は、
酸素系漂白剤
ワキガの臭いが強い場合には、酸素系漂白剤の使用をするのがオススメです。
ただし、すすぎが必要だったり、少し面倒な作業があったりするため手間がかかってしまいます。
40℃くらいのお湯3リットルに対し、30ccくらいの酸素系漂白剤を溶かします。
そして、そこにYシャツなどの脇の下の部分などを浸します。
この後1時間ほど置いておくのですが、少し熱湯を足しながら、なるべく温度が下がらないようにした方が、効果が出やすいです。浸した後は、よくすすいで下さい。