ワキガ・多汗症治療の広告

夏に向けてワキガ治療に関します広告が氾濫しています。

治療を受けるクリニック選びにも迷ってしまうことだと思います。

最近特に医療機関のホームページに関する広告規制が強化され過大な表現や体験談が記載できなくなってきました。

そこで考え出された広告手法がアフリエイト広告。

注意すべきアフリエイト広告

アフリエイターという広告請負人が体験談や情報サイトとして医療機関に代わって広告する手法です。

もちろんこの広告手法が違法ではありません。

広告の一つとして最近では広く行われています。

しかし、中には違法行為も行うような悪質なアフリエーターが体験談と称し虚偽の内容を記載したり医師法違反の行為を推奨したり作り上げられた体験談を掲載しているサイトも目につくようになりました。

最近 医師法違反を推奨したり サイト内で堂々と医療相談を行うといった医療法違反の可能性がある 悪質なサイト 「わきがバスターズ」というサイトに関しま
す調査、分析を行ってきましたが、その驚くべきカラクリが判明しました。

事務長や看護師が一切の効果も期待できないとメーカーが断言する、メンテナンスも不可能な格安の数十年前の中古エステ機器を使用してありえない手技で電気凝固法と称して医療行為を行っているクリニックへ協力に推奨し誘導するものでした。

3年間にわたり虚偽の内容を記載しこのクリニックの治療費がいかに安いかを誇大広告し全く異なる治療を行う医療機関の電気凝固法を全く同じと記載されていました。

つまり完全な誤った情報操作が行われていました。

誘導先の医療機関ではホームページをあたかも同じ電気凝固法を行っているクリニックかのごとく模倣してまるでコピーサイトのようです。

医師法違反行為が指摘されたためか すでにこのサイトは閉鎖されキャッシュまでも削除されてしまいましたが、「わきがバスターズ」 の運営者は他にも 睡眠サプリや AGA,脱毛といった複数の医療関連サイトを制作・運営しておりこちらでも違法の可能性がある内容に大きな問題が指摘されています。

医療を自分たちの収益を得る道具としてしか考えていないアフリエーターです。

警察も厚生労働省も法の隙間を狙ったアフリエイト広告に対してはなかなか摘発ができないようです。

しかし、このような でたらめなアフリエイトPR手法が長続きするとは考えられません。

現在は、患者様自ら 情報の正確さを判断するしかないのですが・・・

アフリエイト広告には十分ご注意ください。